鼻の症状｜西宮市苦楽園口の耳鼻科 さいとう耳鼻咽喉科クリニック 花粉症

2003年にアメリカで承認され、2023年時点で36の国と地域で承認されている鼻から噴霧するタイプの生ワクチンです。
日本でも2023年に厚生労働省から承認を受けました。少量のワクチン液を左右それぞれに1回ずつ鼻に噴霧するのみで、針は使いません。
接種希望の方はインフルエンザ予防接種の予約をネット経由で行っていたき、必ず電話にてフルミスト®希望とお伝え下さい。
予診票（PDF）はこちらからダウンロードしてください。クリニックでもお渡しできます。

• 鼻に噴霧するため、疼痛刺激が少ない
• 子供も接種回数が1回で良い（効果の持続時間が長い）
• 活性を低下させたウイルスで免疫を作るため、流行しているインフルエンザと異なる株に対しても軽症化してくれる

• 生ワクチンのため、接種後に感冒様症状（鼻水・咽頭痛・咳など）を、約50%の方で認めます。また、微熱を含めて発熱を約10%の方で認めます。
• 重い副反応としてアナフィラキシーショックや海外では脳神経障害、脳炎、けいれん、ギラン・バレー症候群、血管炎などが報告されております。
• 副作用の症状によっては抗インフルエンザ薬を投与することがあります。

• 2歳未満の方、19歳以上の方（当院では3歳〜18歳を対象とします）
• 発熱がある方
• 重篤な急性疾患にかかっている方
• インフエンザ予防接種の成分に対して重度のアレルギーがある方
• 免疫不全の方や免疫不全の方と接触する可能性が高い方
• アスピリンを服用している方（接種後4週間は服用を控える必要があります）
• 4週間以内に「生ワクチン」を接種している方（BCG、MR、水痘、おたふくかぜなど）
• 妊娠している方また、その可能性が高い方
• 喘息の治療を行っている方、または、1年以内に喘息の発作があった方
• 慢性疾患（心疾患、肝疾患、腎疾患、糖尿病、貧血、嚥下困難や呼吸障害を伴う神経疾患、免疫不全など）のある方
• その他、医師が接種不適当と判断した方