アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)を吸入することで、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が出ます。風邪と違って、喉の痛みや熱などは伴いません。
原因は家の埃やダニの糞・死骸などです。ペットのフケや部屋のカビも原因となります(血液検査によって抗体を測定することで、何に対するアレルギーかを知ることができるケースがあります)。 アレルギー性鼻炎の症状を軽くするには、とにかくダニの糞や死骸、家の埃、ペットのフケ、カビなど、アレルギーの元にさらされる状態をできるだけ避けることです。こうした策を講じた上で、抗アレルギー薬の飲み薬や鼻スプレーで症状を抑えていきます。
また、アレルギー性鼻炎がある方とそうでない方が、同じような鼻風邪(急性鼻炎)をひくと、通常、アレルギー性鼻炎がある人のほうが長引きます。急性鼻炎とアレルギー性鼻炎という2つの病気が併存することになるからです。また、急性鼻炎から急性副鼻腔炎になる可能性も高くなります。そのため、風邪をひかないような体調管理が、より大切になってきます。そして、アレルギー性鼻炎のある方が風邪をひいた時には、早めに耳鼻咽喉科を受診したほうがよいでしょう。
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